11年ぶりのBクラスに転落した巨人が強烈な世代交代を断行している。

シーズン終了とともに球団は急ピッチで来季に向けた戦力整備を進め、野手では中軸を担った村田を構想から外し、30日には村田と同じ「松坂世代」の実松にも戦力外を通告した。
チーム最年長だったベテラン捕手・相川と片岡、松本は現役を引退。なかなか進まなかったチームの若返りを強烈に推し進め、支配下だけで12人が戦力としての役目を終えた。

来オフはいよいよ生え抜きベテラン層にもメスが入ることは確実で、その筆頭候補は阿部慎之助内野手(38)。
チーム内では「来年は阿部をはじめ、生え抜きのベテランたちもただでは済まさなそうだ」と、いよいよ“阿部外し”が加速しそうな気配となっている。

阿部は長らく戦力としてだけでなく精神的支柱としてもチームに絶大な貢献を果たしてきたが、すでに満身創痍で近年の成績は右肩下がり。
ただ、捕手を“引退”したとはいえ、豊富な知識や経験をもとに小林へのアドバイスなど、阿部の力を借りたい場面はまだまだありそうだが…。

首脳陣は阿部依存からの脱却を念頭に置いているようで、バッテリーコーチを兼任する村田ヘッドは「そこは若い捕手で頑張るだけやと思ってるけどな。
阿部の力? それは考えてない」と断言。来年3月で39歳を迎える阿部にとっては勝負のシーズンとなりそうだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/13831965/
2017年11月1日 16時30分 東スポWeb

http://npb.jp/bis/players/21125113.html
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