11/1(水) 13:56配信
 子宮頸(けい)がんが再発し、手術を受けていたことを明かした女優の古村比呂(51)が1日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜・正午)に出演。今年3月のがん再発告知からの闘病生活を振り返った。

 古村は2011年に子宮頸がんを宣告され、翌年に手術。以降は食生活を改善するなどがんと向き合う生活を続けてきたが、発症からちょうど5年目の今年3月に再発を告知された。

 「ちょうど5年前と同じ3月13日でした。これで一区切り付くと思ったら、まさかの再発で。それも4か所も。今まで頑張ってきたのにどうして?って落ち込む気持ちが強かったです」と振り返った。

 その後は抗がん剤と放射線治療を行い、「とんでもなく、しんどくて、気持ちも萎えましたね」と古村。そんなピンチを救ってくれたのが、シングルマザーとして育ててきた3人の息子、拳人さん(25)、翔吾さん(24)、大海さん(20)だったという。

 「辛いことを子供たちに吐き出すと、『あっ、そう』って感じで軽く流されて。自分の中でそんな大変なことじゃないんだと思えたんです。子供に教えられることが多くて…。気持ちの持ち方で支えられています」と古村。中でも一人暮らしをしようとしていた拳人さんは同居を続け、支えになってくれているという。

 「5年前は『ガンと闘っていくぞ』という拳を上げる気持ちだったんですけど、今回は『ガンと共存、共生していく。ガン細胞さん、よろしくね』という感じなんです」と明かした。

 番組の最後に黒柳徹子(83)から「再発の兆しはもうない?」と聞かれ、「ないと思います。100%とは言い切れないかも知れないけど、自分も覚悟しています」と古村。

 最近、「今、やれることをやろう」と決意し、ウクレレを始めたという古村。75歳で亡くなった父・雅昭さんが「終活ファイル」を作っていたことに習い、「私もどこに眠りたいかだけ決めて、(家の)どこかに置いてます。宝探しみたいに」と明かしていた。

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