10/26(木) 20:10配信
今年は計114人が指名、慶大時代に指名漏れした谷田は今年も…実力選手ズラリ

 NPBのプロ野球ドラフト会議が26日、グランドプリンス新高輪で行われ、支配下、育成を合わせ、計114人が指名を受けた。7球団競合の末に日本ハムが交渉権を獲得した早実・清宮幸太郎内野手らがプロ入りの夢を掴んだ一方、事前に注目されながら指名漏れとなった選手もいる。

【完全版】清宮は日本ハム、「由伸2世」は指名されず…ドラフト12球団指名選手114人全一覧

 JX-ENEOS・谷田成吾外野手は慶大時代から「由伸2世」と謳われ、注目を集めたスラッガー。高校、大学ともに日本代表を経験し、東京六大学通算15本塁打を放ち、当時はプロ入り確実とみられながら、まさかの指名漏れ。指名解禁となる2年後に雪辱を期していたが、今年は叶わなかった。

 また、プロ志望届を提出している大学生では侍ジャパン大学日本代表の中部学院大・内海大寿外野手、全国大会出場にも出場した東洋大のエース・飯田晴海投手、亜大の右腕・嘉陽宗一郎投手、上武大の左腕・宮川哲投手ら、高校生では今夏の甲子園優勝した花咲徳栄・綱脇慧投手、8強の仙台育英・長谷川拓帆投手ら実力選手が指名されなかった。

 社会人では、巨人4位に指名された弟の亜大・北村拓己内野手と兄弟ダブル指名がかかったトヨタ自動車・北村祥治内野手、JX-ENEOSの150キロ超右腕・柏原史陽投手らが名前を呼ばれなかった。

【主な指名漏れ選手】

◇高校生
仙台育英・長谷川拓帆投手
花咲徳栄・綱脇慧投手
西脇工・翁田大勢投手

◇大学生
上武大・宮川哲投手
亜大・嘉陽宗一郎投手
東洋大・飯田晴海投手
立大・笠松悠哉内野手
明大・竹村春樹内野手
九産大・草場亮太投手
東洋大・西川元気捕手
国学院大・諸見里匠内野手
横浜商大・佐藤デシャーン広之外野手
中部学院大・内海大寿外野手

◇社会人
JX-ENEOS・柏原史陽投手
SUBARU・高橋史典投手
JR東日本・丸子達也内野手
トヨタ自動車・北村祥治内野手
JX-ENEOS・谷田成吾外野手

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