下剋上。

テレビのワイドショーは、けさ、この言葉を使って、DeNAの日本シリーズ進出を伝えていました。
ルールだから従わなければならないのですが、クライマックスシリーズのファイルステージのあり方が、どうにも釈然としないのです。

レギュラーシーズンを振り返ってみます。

リーグ優勝した広島東洋カープと3位のDeNAの間には14.5ゲームもの大差(2位阪神とカープの差は10ゲーム)がついていました。それにもかかわらず、短期決戦でのハンデはわずか1勝でしかありません。

ゲーム差が拮抗していたのならともかく、14.5ゲームも開いていたわけですから、レギュラーシーズンがないがしろにされたような印象を受けます。

確かに、カープはレギュラーシーズンでDeNAに分が悪かったのは事実です。カープの12勝13敗、唯一負け越しています。
それが短期決戦でも表面化したと言われれば、そうかもしれません。

しかし、だが、しかし、それでも思うのです。
143試合、1年間の戦いは何だったのかと。

たとえば、リーグ優勝は無理だが、ファイナルシリーズへの進出を確実にしたチームがシーズン途中からファイナル対策をとることだって、ないとはいえません。
そうなったら、レギュラーシーズンは形骸化してしまいます。

カープファンの泣き言と思われるかもしれません。
しかし、今回のようにリーグ優勝球団がファイナルで負け、日本シリーズに進出できないケースは今後も絶対にないとは言い切れません。
カープだけの問題ではないのです。他球団の方々もわが身になって考えてください。

そこで提案です。
(1) ゲーム差に応じて、ハンデを変えではどうでしょう。たとえば、10ゲーム以上の場合はハンデを1つ増やして2勝にするとか。

(2) 日本シリーズはリーグ優勝したセパの2球団にはシード権を与え、もしファイナルステージでリーグ優勝球団を破ったところがあれば、その球団を加えての3つどもえ、もしくは4つどもえの戦いにする。

(3) CSを廃止する。

素人の浅知恵とお笑いになるかもしれません。
しかし、それでも、申し上げたいのは、リーグ優勝した球団が同じリーグの下位球団との短期決戦で負けてしまえば、日本シリーズに進出できないという不合理さです。

1年間ずっと好調が続くということはありません。スランプをかかえたこともあったでしょう。何らかの苦難があって、それを乗り越えた球団がリーグ優勝と言う栄冠を得たのです。
そうした選手たちの努力が、軽視されているような気がしてならないのです。
                
写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20171025-00000002-tssv-000-3-view.jpg

10/25(水) 11:30配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000002-tssv-l34

【プロ野球】< DeNA>優勝した広島に14・5ゲーム差と大きく離される3位に甘んじたが・・・”下克上”で日本シリーズ出場・・★2
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1508859228/

2017/10/25(水) 16:06:41.86
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1508915201/