TBSが25日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。同社が株主でもある
横浜DeNAベイスターズが日本シリーズ進出を決めたことを受け、ソフトバンクと対戦する
ヤフオクドームでの日本シリーズの第1戦と、横浜スタジアムで開催される第3、4、5戦を
中継すると発表した。

 もしも広島が日本シリーズに進出していた場合、中継試合はヤフオクドームと
マツダスタジアムの各1試合、合計2試合の予定だったといい、倍増したことになる。

 武田信二社長は会見前にDeNAの南場智子オーナーを電話で祝福したと明かした。
「とんでもない勢いが出ちゃって」と喜ぶオーナーに
「日本シリーズ19年ぶりに進出おめでとうございます。しっかり放送させてもらいます」と
祝福したという。

 TBSホールディングスはベイスターズの球団経営を01年から11年にかけて担っていた。
この11年間の成績は3位2回、4位1回、最下位8回と苦しんだ。その後、DeNAに
株式を譲渡し、現在は約2・3%の株主という関係になっている。

 武田社長は「若いファンをつくる工夫とか、マーケティングを徹底的にやって、
球場はほとんど満員ですよね。そういう経営努力や経営バックアップがあって、
今の球団があるのでしょうと(南場オーナーに)お伝えしました」とDeNAの球団経営を
絶賛していた。

デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000083-dal-ent