2017年10月16日 21時0分

 10月12日の朝、右足首の手術のため都内の病院を訪れた大谷翔平(23)。タクシーを降りると周囲を一顧だにせず、大きなキャリーバッグを引きながら足早に院内へ。まわりに、彼が大谷翔平だと気づく人はいなかった。

 右足首の有痛性三角骨による痛みを抱えながらシーズンを乗り切った大谷。その三角骨を除去する手術を受けたが、無事成功。ますます “メジャーの夢” が膨らむ大谷と日ハムの両者では、どのような話し合いがもたれているのか。

「ポスティング移籍に関して交渉代理人の選定や入団先について口出しすると、あとあと難しい問題に巻き込まれるので、球団はノータッチ。

 手術前におこなわれた大谷との面談では、メジャー移籍について込み入ったやり取りはありませんでした。大谷家のラブラドール犬 “エース” が8月に亡くなったことなど、野球と関係ない話が多かったそうです」(前出・球団関係者)

 今回、交渉のキーマンとして挙げられるのが恩師で、花巻東高校野球部の佐々木洋監督だ。大谷サイドの内情を民放局スポーツ担当記者が明かす。

「大谷のメジャー移籍の主導権を佐々木監督が持っているというのは、担当記者間では周知の事実。ここにきて代理人候補も2人に絞られてきた。

 一人は、巨額の契約金を引き出すことで知られるスコット・ボラス氏。もう一人は野茂英雄をドジャース入りさせた団野村氏だ。

 そして、『西地区の球団』、『日本人選手がいない』という大谷側の条件に合致しており、高校時代の大谷をメジャー行き寸前まで口説いた小島圭市氏が顧問を務めるダイヤモンドバックスが希望球団に急浮上している」

 移籍話が進んできた最中に入院生活へ。退院まで約2週間。メジャーはプレーオフ真っ只中で、ダルビッシュ有ら、“先輩”の活躍に一人個室でテレビ観戦の日々を送る。

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