ドイツ大衆紙『ビルト』は15日、8節消化分7試合の採点を掲載した。シャルケ戦で相手への危険なタックルでレッドカードを受けて退場した原口元気、フル出場しながらもプレーに精彩を欠いたハンブルクの酒井高徳が、いずれも最低点の「6」をつけた。

 同紙の採点は1が最高で、基本的には5段階。「目も当てられないほど酷い」という場合のみ「6」がつき、今節は二人を含め3人しかいなかった。

 この他の日本人選手の採点は、CFとボランチでプレーしたケルンの大迫勇也、リベロでフル出場したフランクフルトの長谷部誠、期待される20歳のドリブラーのハンブルク伊藤達哉が「4」と低めの採点。68分から途中出場して勝利に貢献した武藤嘉紀が唯一「3」だった。

 ドルトムントの香川真司、シュツットガルトの浅野琢磨はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。鎌田大地はメンバー外。同紙は2部の採点は行なっていない。

 日本代表の遠征に帯同したメンバーが総じて厳しい評価を受けた。次週からはリーグ戦に加え、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ドイツカップが平日に組まれる連戦に突入する。香川や浅野をはじめチャンスは訪れそうなだけに、コンディションを上げて、指揮官とサポーターからの信頼を掴みたい。

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