今回の継続は、まさに首の皮一枚の綱渡り状態だったという。『スッキリ!!』(日本テレビ系)で司会を務める加藤浩次(48)とハリセンボン近藤春菜(34)が、
10月改編以降も出演継続することが判明した。
 「継続が正式に決まったのは9月初旬。実は、日テレもギリギリまで悩んでいたそうです。理由ですか? 視聴率です。4〜6、よくて7%台をウロウロでしたから。
しかも最近は、視聴率8%台前後をコンスタントに取っているテレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』に連敗中。そこにフジの『とくダネ!』が割り込んでくる。
最初は週5日間の放送で日テレが勝ち越していた。でも、最近は負け越しが続き、週によっては全敗なんて日も珍しくないんです」(日テレ関係者)

 そんな負の連鎖を変えようと日テレが満を持して投入したのが、局のエースである水卜麻美アナ(30)。この10月から新MCとして登場したのだ。
 しかし、「日テレの温情は今回が最後になる」と証言するのは、情報番組に精通する放送作家。秋以降の視聴率次第で加藤と近藤の首が飛ぶという。
 「最初は近藤、次に加藤の順番です。来年1月、3月にそれぞれ継続について判定するはずです」(同)

 さらに、視聴率が一向に上向かない場合、番組自体の打ち切りまで視野に入れているという。
 「何をやってもダメなら番組のリニューアルを諦め、新番組しかないでしょう。すでに一部の局員が新番組検討会を立ち上げ、準備をしています」(制作関係者)

 こんな切実な事情を知ってか知らずか、加藤は今回の継続決定を知り、小躍りして喜んだという。
 「フジの『めちゃイケ』が終了間近ですから、喜ばないわけがないですよ。『スッキリ!!』のギャラは年間、1億円以上ですからね」(テレビ関係者)

http://npn.co.jp/article/detail/18457720/