12日、ものまねタレントの清水アキラ(63)の三男で俳優の清水良太郎容疑者(29)が、覚せい剤取締法違反(使用)で、警視庁目白署に逮捕されたことがわかった。逮捕当初は「(覚せい剤を)使った覚えはない」と容疑を否認していた清水容疑者だが、後に認めたという。

 目白署などによれば、10日午後1時40分ごろ、東京・西池袋2丁目のラブホテルで30代の女性から「男に薬物を飲まさせた」と通報があった。捜査官が現場に駆けつけ、車でホテルから出ようとしていた清水容疑者を任意同行。尿検査をしたところ、覚せい剤の陽性反応が出たため、翌11日に逮捕したという。

 清水容疑者は2016年6月に一般女性と結婚し、同年11月に第一子が生まれたことを発表している。今年2月には違法カジノ店に出入りした違法賭博疑惑を報じられ、芸能活動を休止。6月に復帰したばかりだった。

 捜査関係者によれば、通報した女性はデリバリーヘルス(派遣型風俗店)で働くデリヘル嬢。女性は陰性反応だったが、清水容疑者は女性に無理矢理薬物を飲ませて「キメセク」を行おうとした、という見方が強い。薬物を摂取し、ハイになった状態で性行為を行う「キメセク」は、通常の性行為より快感を得やすい行為と言われていて、過去に覚せい剤で逮捕された清原和博や酒井法子もハマっていたとされている。夫が“デリヘル嬢とキメセクをしようとした”と知った妻の痛みは計り知れない。

 清水容疑者は結婚前に交際した元カノたちが「豪華すぎる」ことでも知られている。2009年には6歳年上の女優・深田恭子(34)と交際。半同棲状態だったという。2011年には女優・観月ありさ(40)との熱愛、2013年にはタレント・新山千春(36)との不倫、2014年には女優・大塚千弘(31)の熱愛が報じられた。捜査関係者によれば、清水容疑者は覚せい剤を今年9月下旬ころから10月10日の間に使用していたそうなので、まさか深キョンらはキメセクの被害は被っていないだろうが、元カレがキメセク経験者というのは、とんだとばっちりだろう。

 清水容疑者のキメセク疑惑は思わぬところにも影響を与えている。清水容疑者が7〜9年前に出演していたミュージカル『テニスの王子様』(テニミュ)だ。

過去にテニミュでは、出演者の男性が未成年の女性に対する強姦致傷の疑いで逮捕された際、テニミュの製作委員会およびパッケージの販売元が、その男性すべての出演作のDVD販売を中止したことがあった。こうした前例もあるため、清水容疑者が出演していた作品DVDも廃盤になるのでは、という声が多数上がっている。なお、清水容疑者が出演していたテニミュ作品は4作。現在のところ、テニミュ公式からの発表はない。

 清水容疑者は6月の復帰時に行ったライブで、違法賭博疑惑について「自分の不注意、甘さだったと思う」と涙を浮かべ謝罪し、「新たな気持ちで仕事に励みたい」としたばかりだった。薬物で逮捕される芸能人は後を絶たない。清水容疑者もそのことは知っていたはずだが、結果、家族やファンを裏切ることとなってしまった。
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