楽天と米プロバスケットボールNBAは10日、都内で共同会見し、日本国内でのNBAの独占的な放映・配信権などのパートナーシップ契約を結んだことを発表した。契約は複数年で金額などは公表しなかった。

 会見には三木谷浩史会長兼社長(52)やNBAのアダム・シルバー・コミッショナーらが出席。今後は「Rakuten TV」で年間200試合以上、購読型サービス「NBA League Pass」で年間1400試合以上が配信されるほか「楽天市場」を利用したグッズ販売なども展開していく。

 2人は7月に初対面し、意気投合。バスケにも精通する三木谷会長の描いたビジョンにシルバー氏が共鳴し、とんとん拍子で今回の契約となった。

 三木谷会長は「バスケットボール全体の一層の活性化、発展につながるよう努力したい」と表明。シルバー氏は「NBAは再び、おそらく東京になると思うが、試合を行うことになる」と話し、2003年以来となる公式戦の日本開催に意欲を示した。

 楽天は7月にスペインの名門サッカークラブ・FCバルセロナと4年間のパートナーシップ契約、9月にはNBAの昨季優勝チーム、ゴールデンステート・ウォリアーズと複数年のパートナーシップ契約を結んだばかりで、グローバル戦略を加速させている。

10/10(火) 14:50配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171010-00000011-tospoweb-spo