俳優の小林旭(78)が5日に放送されたフジテレビ系「バイキング」に出演し、芸能人の薬物事件からの復帰について「ちゃんと治った人は迎えてあげるべき」と持論を語った。

番組では歌手で女優の酒井法子(46)が、5年ぶりに主演舞台を行うことを取り上げた。
その中で、番組は街の人々に行った「薬物事件で有罪になった芸能人を許せるか」というアンケートの結果を発表。
「許せる」32%、「どちらかといえば許せる」44%、「どちらかといえば許せない」12%、「許せない」10%という結果だった。

小林は、否定派の「何食わぬ顔で出ている姿を見ると不愉快」という意見に対して「本人は何食わぬ顔してるわけじゃなく、普通の顔して出ていかなきゃ、仕事はやれないじゃない。
あるいは違う顔して、お芝居しなきゃできない。それを何食わぬ顔って見るほうがおかしい」と反論した。

続けて肯定派の「一度の過ちで優れた才能が出なくなるのはもったいない」という意見には
「本当にその通り。ちゃんと治って、正常な神経に戻ったというのが明確に出ている人だったら、きちんと迎えてあげるべき」と主張した。

さらに「フットボールアワー」岩尾望(41)の「(何食わぬ顔がダメなら)ずっと申し訳なさそうな顔で出ていかなきゃいけないの?」という意見には
「今度さ『私、クスリをやりました。ごめんなさいね。でも出てますよ』って言いながら(堂々と)出てくればいいんだよ」と提案した。

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2017年10月05日 14時40分