10月1日から放送が始まった情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日)で東山紀之が初のキャスターを務めた。だが、この番組の内容が物議を醸している。

同番組は毎週日曜日の5時50分から8時半までの生放送。その仕事ぶりについて、各方面からの評価はいまいちだ。

「東山はよくいえば貫禄があるのですが、その反面、160分の放送なのに笑うことはなく、非常に偉ぶって見えました。時事ニュースの紹介はテレビ朝日の小木逸平アナウンサーが、
エンターテインメントはABC朝日放送のヒロド歩美アナが担当していました。東山はニュースに対する知識がないのか、感想を言うだけで、唯一、自発的にしゃべったのは同じ
ジャニーズ事務所の『KinKi Kids』の近況のとき。宣伝がましく、視聴者はうっとうしかったと思います。全体的に雰囲気が暗く、イメージ的にメインキャスターではないですね」(ジャニーズライター)

だが、東山は航空自衛隊千歳基地でのPAC3の取材に際して、自ら北海道まで足を運ぶという意外な一面を見せていた。東山は北朝鮮問題に関心を持っているのだという。

「東山は自衛隊の案内役に『北朝鮮のミサイルを確実に撃ち落とせますか』と積極的に質問していました。PAC3の未公開だった部分まで撮影し、妙に細かく取材しているのが
印象的でした」(テレビ雑誌編集者)

テレビ朝日は朝日新聞社系列のテレビ局で、朝日新聞とテレビ朝日の報道姿勢は“抗日”だとして有名だ。さらに北朝鮮寄りの報道もしているとされ一部の週刊誌には
《ちょうにち新聞》、《テレビちょうにち》と揶揄されている。

「東山の取材は“抗日”の意図が感じられました。自衛隊も東山を通して北朝鮮にメッセージを送ったという説も専門家から出ているほどです」(同・編集者)

東山は自らロシア人のクォーターだと明かしている。だが、これを額面通りに受け取る人間は少ないという。

「彼は2010年に朝日新聞出版から自伝のエッセイ『カワサキ・キッド』を出版しています。そのなかで、少年時代に神奈川県川崎市の朝鮮・韓国人地区で育ったことを明かしているのです。
朝日新聞系列の出版社がこの東山の本を出したこと自体、深い意味があると思います」(週刊誌記者)

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