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2017/09/27(水) 20:54:16.31ID:CAP_USER9今季からC大阪を率いる韓国人の尹晶煥監督は、日本のマスコミに対し、とても友好的。その理由の一つは、日韓の報道スタンスの違いにあるようだ。尹監督は昨年まで母国のKリーグで蔚山現代を指揮したが、韓国メディアの「上から目線」にうんざりする日々だったという。ひどい時には、取材を受けたこともない記者の署名で、翌日の新聞に批判的な記事が出たこともあったとか。我々、日本人の記者には「みなさん優しいから、ありがたいですよ」と感謝までしてくれる。
C大阪では原則的に監督取材を1週間に2回程度と決めているが、聞けば包み隠さず教えてくれるのが尹監督。選手のけがの状態から試合のスタメンまで。「ここだけの話にしてもらえるとありがたい」とクギを刺されながらスタメンを記事にしてしまったこともあるが、それでもお叱りの言葉はなかった。ありがたいのはこちらの方で、好意に甘えっぱなしだ。
さらにJ2京都を含め、関西に拠点を置く他のJ3チームが非公開の練習日を設けているのに対し、尹監督のC大阪はいつもフルオープン。本番を想定した試合2日前の紅白戦も丸見えで、スタメンは監督に聞かずともあらかた予想がついてしまう。何から何まで暴露してしまって後ろめたさがないわけでもないが、スタメンを隠せば勝てるとは限らないのがサッカー。関西4チームの中、C大阪だけが期待以上の成績を収めている現状を見れば明らかだ。
こんな尹監督だが、韓国人通訳のオ・オンユさんにはなぜか厳しい。たとえば記者が「鹿島」について質問をしたところ、オンユさんは「柏」と勘違いして伝達。すると尹監督自ら「鹿島!」と(とがめるような口調で)訂正するような場面が何度かあった。もしかして、我々マスコミにではなく、日本人全体に韓国の同胞以上の親しみを感じてくれているのか!? まさかそこまではないだろうが、いずれにしても、尹監督が日本での監督業を心地よく感じているのは間違いない。直近のリーグ戦こそ2連敗となったC大阪だが、今季の好調の要因は、こんなところにも隠れている。(記者コラム・中村 卓)
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