リーガ・エスパニョーラ第4節が15日に行われ、日本代表MF乾貴士が所属するエイバルがホームでレガネスと対戦した。

 2連敗中のエイバルは、開幕から乾を4戦連続先発起用。直近3試合でわずか1得点しか挙げられていないエイバルの攻撃の要として乾に期待した。

 一進一退の攻防が繰り広げられるものの、前半はスコアレスで折り返す。すると53分、乾が期待に応える。得意の左サイドでボールを受けると右足で絶妙なクロスを供給。アレックス・ガルベスがニアでヘディングシュートを放ち、エイバルが待望の先制点をもぎ取った。

 その後は乾を中心にエイバルが攻め立てる展開に。63分には乾がカウンターで自陣からドリブルを開始すると、敵陣ペナルティエリア外中まで持ち運びミドルシュート。ボールは枠を捉えきれなかったものの乾は存在感を示す。
 
 追いつきたいレガネスだが、試合は乾のアシストした1点がそのまま決勝点となり、エイバルが勝利を収めた。乾はフル出場。エイバルは今シーズンのホーム初白星を手にし、開幕戦のマラガ戦以来の勝利で勝ち点を6に伸ばした。

 次節、エイバルは19日にアウェイでバルセロナと、レガネスは20日にホームでジローナと対戦する。

【スコア】
エイバル 1−0 レガネス

【得点者】
1−0 53分 アレックス・ガルベス(エイバル)

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