女優の鈴木砂羽(44)が主演・初演出を手掛ける劇団クロックガールズの舞台『結婚の条件』(13〜18日 新宿シアターモリエール)に出演予定だった女優2人が
「鈴木氏から人道にもとる数々の行為を受けた」などの理由で降板したトラブルについて12日、主宰の江頭美智留氏(54)が降板に至った経緯を説明した。

 同舞台を降板したのは鳳恵弥(36)と牧野美千子(52)。2人の所属事務所は理由として土下座など「鈴木氏から人道にもとる数々の行為を受けた」と
主張。鳳は12日に更新したブログで「床に額を擦り付けて謝ることになりました」「『私たちだけじゃなくてあちらにも』と他の共演者の方にも土下座をするように
砂羽さんから促され」などと記した。

 今回の騒動を受け主宰の江頭氏は、マスコミ各社にコメントを送付。改めて鳳と牧野の降板を報告し「今回、キャスト二人の降板という事態を招いてしまったことは、
すべて劇団主宰である私に責任があります」とし「演出・主演の鈴木砂羽さん、降板となったお二人はもちろん、キャスト、スタッフ、関係者の皆様にお詫び
申し上げます」とコメントした。

 今回の公演にあたり、鈴木、そして降板となった鳳、牧野は「私からオファーさせていただいた大切な出演者です。また、鈴木砂羽さんに演出していただくことも、
私が望んだことです。にも関わらず、このようなことになったのは、作品を作り上げる過程にあるアプ口ーチの差異をプ口デューサーとしてまとめられなかった私の
力不足によるものです」とした。

 鳳のブ口グに記載のある「【江頭美智留先生に頭を下げさせている姿、余りにも常軌を逸していて、言葉がありませんでした】【その姿に『私たちだけじゃなくてあちらにも』と
他の共演者の方にも土下座をするように砂羽さんから促され、頭を下げました】」の部分を抜粋し「私は、決して、頭を下げさせられたわけではありません」
と、ブログの内容を否定。

 謝罪の理由について「私のスケジュール確認のミスにより、二回目の通し稽古ができなくなったことが原因ですので、私が自ら、キャスト、ス夕ッフに謝罪しました」と
説明した。

 続けて「私が謝罪したことで、お二人は私にお気遣いされたのでしょう。流れでお二人も謝罪されました」とした上で「見た目が『土下座』という形になるのかも
しれません。しかし、その場にいた私が断言できるのは、鈴木さんから土下座をするようにとは決して言っておりません」と重ねて否定し
「報道にあります『罵声を浴びせた』という事実はまったくありませんので、その点につきましても、明確に否定させていただきます」とした。

以下、コメント全文

劇団ク口ックガールズ主宰の江頭美智留です。

 劇団ク口ックガールズ・第15回本公演「結婚の条件」に出演予定でした鳳恵弥さん、牧野美千子さんが、降板ということになりました。

 今回、キャスト二人の降板という事態を招いてしまったことは、すべて劇団主宰である私に責任があります。

 演出・主演の鈴木砂羽さん、降板となったお二人はもちろん、キャスト、スタッフ、関係者の皆様にお詫び申し上げます。

 今回の公演にあたり、鈴木砂羽さん、そして降板となってしまった鳳恵弥さん、牧野美千子さんは、私からオファーさせていただいた大切な出演者です。
また、鈴木砂羽さんに演出していただくことも、私が望んだことです。

 にも関わらず、このようなことになったのは、作品を作り上げる過程にあるアプ口ーチの差異をプ口デューサーとしてまとめられなかった私の力不足によるものです。

 私のプ口デユーサーとしての至らなさの結果、鳳恵弥さん、牧野美千子さん所属事務所のしぃぼるとぷろだくしょん公式ホームページ、鳳恵弥さんの
公式ブ口グにある鈴木砂羽さんの演出について、誤解を呼ぶ可能性のあるコメントを招いてしまいました。

 ただ、鳳恵弥さんのブ口グに記載のある事柄については事実とは違いますので、訂正をさせていただきたいと思います。

オリコン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000303-oric-ent

続く