9/12(火) 20:58 スポーツ報知

伊達公子、ジャパンOP1回戦で敗れ現役引退 元夫も観戦

◆テニス ジャパン女子オープン第2日(12日、東京・有明テニスの森公園)

 今大会限りでの引退を表明していた伊達公子(46)=エステティックTBC=は、シングルス1回戦でアレクサンドラ・クルニッチ(24)=セルビア=に0―6、0―6で敗れた。

 試合後のセレモニーでは、ツアーを管轄するWTA(女子テニス協会)から額入りの写真、日本テニス協会の畔柳信雄会長からトロフィー、90年代に共に活躍しWOWOWで試合解説を務めた浅越しのぶさんから花束、そして現役選手一同から寄せ書きが送られた。

 寄せ書きは瀬間友里加さん、詠里花姉妹の発案で、今大会に出場している日本選手全員がコメントを書き込んだ。手渡した奈良くるみ(25)=安藤証券=は08年の復帰戦、カンガルー杯(岐阜)でダブルスを組んだ。前日11日にも練習相手を務めた。
「本当にお疲れさまでした。プロになる前からダブルスを組んだり、トレーニングをしたり、多くの時間を過ごさせてもらった。伊達さんが復帰してくれてよかった。伊達さんがいたから、私たちがある」と涙ながらにスピーチした。

 午前中から雨が降り続く悪天候にも関わらず、観客は東京開催では大会史上最多の2835人を数えた。森上亜希子さんらOG、元夫でレーサーのミハエル・クルムさんら多くの関係者が観戦。
試合は49分の完敗だったが、セレモニー後も多く現役選手や関係者と写真撮影を楽しみ、声援に応え、コート滞在は1時間を超えた。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000203-sph-spo


‖画像‖
引退セレモニーを終え観客に笑顔で手を振る伊達公子=有明テニスの森公園(撮影・開出牧)
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試合前、対戦相手のクルニッチ(右)と記念撮影する伊達公子=有明コロシアム(撮影・開出牧)
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