>>16
みたように書く、描写する歌詞は普遍的な曲にはならない。
時代を越えて残ってはいけない(いいとか悪いではなく)。
松本隆も斬新な、それまでにない、まるで映像が浮かぶかのような詞で新時代を切り拓いたが、十年二十年三十年と時間がたつと古くなったり、わからなくなっていく宿命からは逃れられない。
小説だって、描写部分から古くなっていく(たとえば、SF作家星新一のようんなのは古びにくい)。
具体的なことを歌詞でいわない、どこのだれだか、いつの時代のことなのかわからないような曲は古びにくく、時代を越えて生きていく。
大滝詠一の「夢で逢えたら」なんかがそうだ。