9/10(日) 11:05配信
サンケイスポーツ

高野進氏(写真:サンケイスポーツ)

 陸上男子400メートル日本記録保持者の高野進氏(56)が10日、ツイッターを更新。9日に行われた日本学生対校選手権男子100メートル決勝で、桐生祥秀(21)=東洋大=が追い風1・8メートルの条件下、日本人で初めて10秒の壁を突破する9秒98で、3年連続3度目の優勝を果たしたことについて、「極めて個人的な感想だが、桐生選手が出してくれて嬉しかった」と喜んだ。

 「もちろん誰が出しても素晴らしい」と前置きしたうえで、「彼とスタッフの長きに渡る改良のプロセスを見守って来た者の一人として、今後の日本陸上界にとって大きな宝になると感じた」とその意義を強調した。

 桐生は京都・洛南高3年だった2013年に10秒01をマークして注目を集め、15年には追い風参考で9秒87を記録。昨年6月にも2度目の10秒01で走っていた。9日に伊東浩司が1998年アジア大会で出した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170910-00000535-sanspo-spo