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小室圭さん(c)朝日新聞社

 眞子さまお好みのお洋服と言えば、「レリアン」だ。お金持ちの奥さま御用達ブランドの印象が強い。

 ファッションデザイナーのドン小西さんも、洗練された華やかさが魅力と太鼓判を押すブランドだ。

 眞子さまの着こなしは、レリアンのワンピースにショートジャケットを羽織るパターンが多い。

 理由はあるのか。

「ショートジャケットは背広型といって、正装の意味がある。上下のスーツをあまり選ばないのは、ご自分でもまだ早いと気づいているのでしょう」

 ドン小西さんは、年相応の感性を持ちながら、公務に堪える節度を理解されているのでは、と分析する。

 女性皇族のアクセサリーは、東洋を代表する真珠を身につけることが多い。眞子さまもしかり、である。

「ただし胸のブローチは、母の紀子さまのアドバイスでしょうね。この年齢でブローチをつける習慣はないからね」(ドン小西さん)

 レリアンは高級婦人服だが、デートやプライベートではユニクロも着こなす。

 ただのユニクロコーデではないのは、さすがだ。ファッションジャーナリストの生駒芳子さんはこうタネ明かしをする。

「ユニクロでも、英国のロイヤル御用達と言われるリバティプリントを使ったワンピースをお召しです。ご配慮のうえでしょう」

 生駒さんは、眞子さまを、「優秀なおしゃれ一年生」と評価。英国のキャサリン妃のように、ご自分の感性でブランドを選んだコーディネートにもぜひ挑戦していただきたい、とエールを送る。

 では、婚約を結んだ小室圭さんの着こなしはどうか。スーツ姿の写真から「すれていない。まじめで几帳面(きちょうめん)な人柄が伝わる」と分析するのは、前出のドン小西さんだ。

「普通は腰回りが動きやすいように、下のボタンは留めない。でも、スーツの二つがけボタンを下まで、きっちりと留めている」

 髪形は、やや学生ぽさが抜けない、と辛口採点だ。前髪をかきあげるようなヘアスタイルにすると大人っぽく見える、とアドバイスを送る。

「小室さんの持っているかばんも、ナイロン素材の一般的なものです。いまの子は、目立ちたいという上昇志向や自己中心的な部分がない。お二人は、飾らない、自然体のお嬢さまとおぼっちゃまで、価値観が似ていますね」(ドン小西さん)

週刊朝日 2017.9.7 11:30