【広島4−3阪神(マツダスタジアム)】

2夜続けて終盤に落とし穴が待っていた。
八回に3点リードを追い付かれた阪神は延長十一回、石崎がつかまった。
四球を足場に1死二塁とされ、会沢に決勝打を右越えに運ばれた。
痛恨のサヨナラ負けだ。

八回に勝ちパターンの救援、マテオを投入したが、3失点で同点に追い付かれたところから誤算が始まり、強力な広島打線を七回途中まで0点に抑えた岩田の好投をふいにした。
二回に中谷のソロで先制。
三回以降の拮抗(きっこう)した展開の中、七回に鳥谷の適時二塁打、八回に福留の中前適時打で追加点を奪い、優位に立ったはずだった。
しかし、マテオが粘れない。
1死から3連打を浴び、新井の二ゴロの間に1点差と詰め寄られると、安部に右前に同点打を運ばれ、マウンドを降りた。

写真:延長十一回、広島の会沢選手(左)にサヨナラ打を打たれた阪神の石崎投手=6日、マツダスタジアム
http://i.imgur.com/8yrgH0h.jpg

http://www.sankei.com/west/news/170906/wst1709060134-n1.html