時代が変わってもインパクトは消えず

ユヴェントスの絶対的守護神ジャンルイジ・ブッフォンが最も苦しめられたストライカーは誰なのか。

最近で言うならレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドだろう。ブッフォンはこれだけの名手でありながら未だにチャンピオンズリーグを制覇できていない。2014−15シーズンは決勝でバルセロナに敗れ、昨季はレアル・マドリードに敗れた。レアル戦ではロナウドに2発も決められている。最も記憶に新しい嫌なシーンと言えるはずだ。

しかし、スペイン『MARCA』のインタビューに答えたブッフォンは最も厄介だったストライカーに別の選手の名を挙げている。以前から称賛していたが、やはりブッフォンの答えはブラジルの方のロナウドだった。

ロナウドはインテルでもプレイした経験があり、ブッフォンにとって衝撃的なFWだったようだ。ブッフォンは「僕にあらゆる問題をもたらしたのはブラジルの方のロナウドだね。彼はパーフェクトな選手だった。パワー、スピード、直感的なテクニック、スキルがあり、俊敏だった。彼はビックリする選手だったよ」と振り返っている。

メッシ、クリスティアーノ・ロナウドと現在世界最高の2人と言われるアタッカーともブッフォンは対戦しているが、やはり元祖怪物の記憶は消えないようだ。これだけ年月が経っても元祖怪物ロナウドがNo.1というあたりに、その凄さがあると言える。

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