ボディービルダーとして本格的に取り組む角田信朗(56)が3日、
半世紀の歴史を持つ「第51回男子大阪ボディビル選手権」(大阪市エルおおさか)に初出場し、競技歴3年目で準優勝の快挙を達成した。

最年少21歳から最高は角田の56歳まで、各世代の実力者25人が出場。
予選審査で残った12人がそれぞれフリーポーズ60秒などで鍛え上げた筋肉を思う存分アピールする中、角田も奮闘してラスト2人まで残った
。最後は「角田! 頑張れ!」の声援もむなしく、残念ながら優勝はボディービル歴19年の川辺仁(44)に譲ったものの、初出場で見事に準Vに輝いた。

「優勝を目指していただけに残念ですが、精いっぱいやった結果ですので…」

悔しさをにじませたものの、短期間でここまでレベルアップしたプロセスは決して色あせない。
一昨年9月のグアム親善大会に初出場初優勝してからボディービル競技を本格的に始めて3年目。
昨年7月の「男子大阪マスターズ」で50歳以上級に優勝し、直後の各年代優勝者から選ばれるオーバーオールの部でも優勝、
さらにクラス別(75キロ超級)でも優勝して3冠を達成し、一気に注目された。
さらなるステップアップが期待される今年は8月の日本クラス別選手権(仙台市)で男子80キロ以下級に出場して4位。
今大会は銀メダル獲得と、着実に成長の軌跡を残した。

「今年は去年より体重を3キロ増やしたんです。
脂肪を減らして筋肉を付けて…と。去年と同じではダメですからね」

この向上心が角田の真骨頂でもある。
空手家として、タレントとして活動も続けながら、ボディービルダーとしてもさらなる高みを目指していく。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-01882302-nksports-spo
9/3(日) 14:39配信

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