「Ｗ杯アジア最終予選、日本−オーストラリア」（３１日、埼玉スタジアム２００２）

　サッカー日本代表は、ＦＷ乾貴士（エイバル）がＷ杯予選初先発を果たした。勝てばＷ杯出場が決定する重要な一戦を前に、今合宿中に「チームのために何かをしたいという気持ちはすごく強いです」と決意を述べている。

　３０日の練習後に取材に応じた乾は「出た時にはしっかり結果を出せるように、チームのために何かできることがあると思うので、そこを考えながらやっていきたい」と語っている。得点への意欲については「自分が決めるというよりも、チームが点を取って勝つということが、重要なので」と勝利優先を強調。「本大会どうとかじゃなく、明日の一戦に全てをかける気持ちでやりたいと思います」と一戦必勝を誓っていた。

　乾と同じく先発に起用された浅野拓磨（シュツットガルト）は「ゴールという結果で貢献したい強い気持ちを持っている」と得点で貢献したいという気持ちを前面に出していた。クラブでプレーしている時と共通する思いとして、得点でチームに貢献したいという思いがあると語った浅野は「自分は自分のできることを１００％出すだけ」と抱負を述べた。裏へ抜ける動きが特徴だが、「いつも言われています。監督が意識しています」とハリルホジッチ監督からも期待されている様子だった。

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