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2017/08/29(火) 17:08:03.92ID:CAP_USER9【写真】「国内組」福西と「海外組」ヒデの衝突によって、日本代表が得たもの
右足首を捻挫し、今回の代表招集さえ危ぶまれた大迫勇也は、25日のハンブルガーSV戦で先発に復帰した。そもそも大迫はかなり前から「代表で大事なのは9月」と、この2試合の重要性を語っていた。キャンプ中の7月31日に負傷し、開幕を前に出遅れてしまったが、ここで追いついた。
この日の試合では、開始直後に惜しいシュートを打ったほかは、なかなかボールが回ってこず、苦しい展開に。ケルンは開幕戦で敗れていることもあり、チームメイトの消極的なプレーにも手こずった。
だが、後半は左MFに回ってチャンスを創出した。中盤は希望するポジションではなく、「左ポジションに回ったのは残念」と言い切ったが、2トップがゴール前に張り付いてクロスを入れる以外の選択肢がなくなる中、後半ロスタイムにはそのクロスにより、ケルンのこの日唯一の得点を演出した。
「初戦に負けてみんなネガティブになっていて、ボールを受けたがらないので、どうにかしないといけない。僕のところだけでなく、ほかにも起点をつくらないと。後半はフォワードが2人になって、ゴール前の動きがなく、長いボールしかなかった。(得点演出は)おまけみたいなもの。ただ、前の2人があれ(動かない状態)になっちゃうと、クロスしかなくなっちゃうのが現状。もっとうまくやりたい」
1−3での敗戦に苛立ちを隠さなかったが、このタイミングで90分プレーしたことは代表にとっては朗報だ。
「10日強しか休んでないので、ネガティブなイメージはないです」
こう大迫が言うのは、練習を完全に休んだのは10日ちょっとで、試合でプレーすることになんら問題を感じていない、という意味だ。もちろん90分間の体力という面ではやはり若干、負傷の影響も感じられたが、それも数日間で調整するだろう。
一方、ハンブルガーSVで盤石のポジションを確保したかに見えていた酒井高徳だが、先発したドイツ杯1回戦で3部のオスナブリュックに敗れると、その後のリーグ戦では2試合連続でベンチを温めている。しかもチームは2連勝。ディフェンダーを入れ替えるのは難しい状況だ。
だが、酒井自身は「チームが勝ってくれているので、自分のことに集中できますよね」と、前向きにとらえていた。スタメンを外れているのは単にプレシーズンやドイツ杯でのパフォーマンスが悪かったからで、マルクス・ギスドル監督からは「キャプテンだからといってかばいきれない」と釘を刺されたという。
とはいえ、長友佑都(インテル)が今週末のローマ戦で右太腿の張りを訴え、自ら要求して交代していることを考えると、オーストラリア戦に先発の可能性もないわけではない。
「アウェーで勝たなくちゃいけないという状況にしてはいけない。アドバンテージがあるのはホームで、そこで勝てれば出場は決められる。そこにフォーカスすることが大事だと思います」
酒井は自らの置かれた状況については苦笑まじりに話していたが、代表の話になると一転、真剣な表情で語った。
原口元気(ヘルタ・ベルリン)はドルトムント戦の58分から途中出場している。プレシーズンではベンチ外となったり、パル・ダルダイ監督の息子が中盤に入ったその真後ろのサイドバックで起用されたり、受け入れがたい時間を過ごした。一方で、長年望んだ移籍がようやく実現するかと思われた時期もあった。代表メンバー発表会見ではハリルホジッチ監督が「(移籍するかしないか)早目の決断を、とアドバイスした」と話したほどだ。だが、このタイミングで代表に合流するということは、今季もヘルタでプレーすると見るのが妥当だろう。
移籍か残留か、なかなか結論が出ないことにより心配されるコンディション的な問題はなさそうだ。
「公式戦が始まれば、こうなる(出場機会がくる)というのはわかっていたというか、プレシーズンのようにはならないとは思っていました。でも今年は(新加入のマシュー・)レッキーもいるし、競争があるので、去年のままの結果だとポジションを奪い返せないと思う。どの監督もそうだと思いますけど、監督はチームの勝利を求めているので、自分も得点を決めていかないといけないと思ってます」