8月27日 18時36分

WBO=世界ボクシング機構のミニマム級チャンピオンの福原辰弥選手が地元の熊本県でタイトルマッチに臨みましたが、挑戦者の山中竜也選手に判定で敗れ、初防衛はなりませんでした。
熊本市出身の福原選手は、ことし2月に行われたWBOミニマム級の暫定王座決定戦に勝利し、その後、正規王者に昇格しました。

27日、熊本県芦北町で行われたタイトルマッチで世界ランキング1位の山中竜也選手の挑戦を受けました。福原選手は序盤からボディーを中心に攻めましたが、足を使って距離をとった山中選手に有効なパンチを当てることができませんでした。終盤には互いに接近して打ち合う場面もありましたが、12ラウンドを終えても決着がつかず、判定の結果、福原選手は0対3で敗れ、初防衛はなりませんでした。

福原選手は「そこまで差はなかったと思うが相手はポイントをとるのがうまかった。何が足りなかったのか、ゆっくり考えたい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170827/k10011114711000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_017
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