「すべてが解決されることを望む」

昨日の戦友は今日の敵だ。チェルシーからの退団を望むスペイン代表FWジエゴ・コスタが、再び自らの所属先へ合流する意思はないと表明している。

現在28歳のコスタは2014年よりプレミアリーグへ参戦し、加入初年度からその得点力を発揮すると、同リーグ屈指のストライカーにまで成長。チェルシー攻撃陣には欠かせないエースとなっていたものの、昨季途中より指揮官アントニオ・コンテとの対立が深まり、現在は古巣アトレティコ・マドリードへの復帰を望んでいるとされている。

そしてその気持ちには一切の変化がない。スペイン紙『as』が伝えたコスタのコメントからは、もはやチェルシーへの愛を感じることは困難な状況だ。

「チェルシーは俺が今後どうなるのかを早く決めるべきだね。8月31日までにすべてが解決されることを俺は望んでるよ。クラブとは2年の契約が残っているが、なるべく早く解決してほしい。なぜなら俺はプレイしたいからだ。状況は曖昧なままだが、個人的なトレーニングは始めているよ。監督(コンテ)は様々な事情により、もはや俺のことを求めていない。必要とされていない場所に俺は長く居るつもりがないね」

どんな夏休みを過ごしていたのか。コスタは打ち明けている。

「この1ヶ月、俺は家で家族や友人と過ごしたよ。食べて、飲んで、最高に楽しんだ。思うに、そのような時間はもう飽きた。今は少し焦ってるよ。なぜなら現代のフットボールは才能だけではやっていけないからね。俺のところにはいつもたくさんのチームからオファーが来てるよ。もちろんその名前を言うことはできないけどね」

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