8/22(火) 20:07配信
ムンドデポルティーボ日本語公式

 韓国人ミッドフィルダー、ペク・スンホのバルサ退団が決定した。8月21日、移籍先となるジローナがペクと3年間の契約を結んだことを発表。当面はBチームに相当するCFペララーダ(3部)でプレーすることになる。

 ペク・スンホがバルサに入団したのは2010年だった。下部組織で順調に活躍していたペクだが、2015年に未成年の国際移籍に関する規定違反が発覚したあと、1年間の公式戦出場停止処分を受ける憂き目にあう。その苦しい時期を乗り越えたペクは、このプレシーズンにバルサBのメンバーとしてプレーしていたところだった。

FCバルセロナB:ジェラール監督「失うものより得ることの方が多い」

 この韓国人ミッドフィールダーには、国外の1部リーグに所属するクラブからも打診があったようだが、最終的にはジローナへの移籍を決めている。ジローナはペク獲得に熱心に動いていたクラブだ。バルサもこの移籍がペクのレベルアップにつながると信じており、順調に行けば来シーズンにはジローナのトップチームに上がれるだろうと考えている。

 バルサBのジェラール・ロペス監督は、今夏の移籍市場で獲得したホンジュラス人アントニー・ロサノ(24)とブラジル人ビティーニョ(19)をチームの中心として計算している。この結果、同じEU圏外選手であるペク・スンホは厳しい状況に追い込まれることになり、出場機会を求め退団の道を決断した。

今後も続く放出

 ペク・スンホの他にも、FWイグナシオ・アベレド(21)、DFモイセス・デルガド(23)、DFシャビ・キンティジャ(20)、FWイ・スンウ(19)、FWジェレミー・ギレメノ(19)、DFニリ・ペルドモ(23)、MFブライマ・ファティ(19)などが戦力外とみなされており、彼らの去就も速やかに明確にしなければいけない。

 ギレメノは、サバデルへのローン移籍案が浮上しているが、本人は状況が許す限り、生まれ故郷であるスイス1部リーグからのオファーを待ちたいようだ。

 韓国人FWイ・スンウは、国外の1部リーグのクラブへ移籍を望んでいるものの、現時点で具体的な交渉は何も行われていない。昨シーズンの大半をリェイダでプレーしたシャビ・キンティジャには、複数のトップクラブBチームからオファーが届いているようだ。ジェラール・ロペス監督の構想外となっているキンティジャだが、クラブとの交渉がまとまらず契約解消には至っていない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00010006-mdjp-socc
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured