昨シーズン、マンチェスター・ユナイテッドでリーグ戦28試合17ゴールの成績を残したズラタン・イブラヒモビッチ。同選手は4月20日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝の第2戦、アンデルレヒト戦の試合終盤に右ひざのじん帯を断裂。その負傷により戦列を離れ、契約延長を勝ち取ることができなかった。マンチェスター・Uとの1年契約が満了したことにより、現在はフリーの身となっている。

だが、『ESPNFC』が伝えたところによると、マンチェスター・Uと再び1年契約を結ぶ見通しにあり、今週中にも再契約を結ぶ可能性が高いという。

すでにプレミアリーグ開幕節を消化しているが、ジョゼ・モウリーニョ監督は昨シーズン、公式戦で28ゴールを記録したイブラヒモビッチの得点力と、リーダーシップ、カリスマ性にも期待を寄せているようだ。

イブラヒモビッチは順調に回復しても年内の復帰は難しいと見られているが、回復後はロメル・ルカクのバックアッパーとして、ターンオーバーで起用される可能性が高い模様。現時点でマンチェスター・Uはルカク不在時の“柱”が不在となっているが、イブラヒモビッチが再契約で復帰となれば、タイトル奪還を目指すモウリーニョ監督にとって大きな力添えになることは間違いない。

同選手にはLAギャラクシーや古巣のミランなども獲得に関心を示していたが、離脱期間の長さが障害となり、ここまで交渉は具体的な段階まで進展していなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00000016-goal-socc