0001YG防衛軍 ★@無断転載は禁止
2017/08/20(日) 17:21:56.01ID:CAP_USER9連勝のきっかけとして、4バックへのシステム変更が1つ挙げられる。今季から指揮をとるロティーナ監督は、その始動日から徹底的に3?4?3での戦い方を浸透させ、勝点を積み重ねてきた。しかし、2巡目に入ると、さすがに他チームの分析も進む。ウィークポイントをつかれ、失点が増えた結果、第21節から26節まで未勝利。ついに、大きな決断を下したのだった。
新たな布陣の中で、ひときわ輝きを放っているのが、18歳の渡辺皓太(写真)だ。3バックでも、ボランチで起用され、第20節vs町田戦ではプロ初ゴールも記録するなど、攻守にわたる貢献を見せていた。だが、4?3?3となり、内田達也をアンカーとし、その前で組む梶川諒太との3ボランチが、さらにフィット。3バック時は、守備の意識が強くなってしまい、「球を受けても、バックパスなど、消極的なプレーが多かった(渡辺)」が、3ボランチの前2枚と、1列前に出たことで、持ち前の攻撃力が存分に発揮されている。「1つ前のポジションで、チャレンジする気持ちが強くなっていると思います。僕は、前に出るのが特長で、ゴール前でプレーするのが得意」と自負するように、機を見れば、積極的にゴールめがけてドリブルで仕掛け、梶川や前線選手と巧みなパスワークで相手DFを混乱させ、チャンスを作り出す。前節も、そのドリブル突破に相手DFがたまらずファウルを犯し、セットプレーのチャンスを得る場面も少なくなかった。今季の東京Vはセットプレーからの得点を得意としているという意味でも、貢献度は実に高いといえよう。
4?3?3の現在の位置が「一番やりやすいポジション」と、背番号33。この試合でも、勝利目指して積極的にボールに絡み、ゴール前で躍動する姿が楽しみだ。
文:上岡真里江(東京V担当)
明治安田生命J2リーグ 第29節
8月20日(日)18:30KO 味スタ
東京ヴェルディ vs V・ファーレン長崎
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