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2017/08/20(日) 17:20:49.72ID:CAP_USER9「ジョンミンは、身長があって足元もしっかりしている。この間の試合を見て、外に流れるのが好きなのかなと思いました。ニコは馬力があるので、僕的にはヨシキ(藤本佳希)やトヨ(豊川)と同じように、五分五分の状況でも出していいと思っています。それぞれ、得意なポジションで得意な位置に早く入らせてあげることもチームとしてやっていきたいです」。
練習中や紅白戦で彼らのプレーを見て、その特徴が徐々に頭の中に入っていく。理解したひとつの点が、試合中に、もうひとつの点に結びつく。そういうことが脳内で起こる。以前、赤嶺真吾選手について聞いた時、「真吾さんがいなくて苦しんだ期間に、僕たちの真吾さんへの理解が深まった」と話していた。これまでの岡山でも、また別のチームでも過去に積み重ねてきた、一緒にプレーする選手への理解。そのスピードと許容の深さに伊藤選手の成熟が感じられる。
パスの出し手であり、受け手でもある選手として、こう話す。「動いてくれなければパスは出せないと言っていますが、一本パスが出せれば信頼関係が生まれてくる。トヨなんかは僕が持つ前から動いているのが見える。そういう関係を早く築いていければいいなと思います。僕も受け手になる時、『この選手は出してくれるな』と思うと動きやすいですし、ボールを受けるタイミングがわかる。出し手の立場で考えると、まず見てあげること、毎回出すこと。最初はだめでも頻度を増やすことですね」。
松本との試合はいつでも過酷な戦いになる。「一瞬が勝負を決める」と長澤徹監督は言う。その一瞬を伊藤選手が切り裂く可能性は高いのではないか。
文:尾原千明(岡山担当)
明治安田生命J2リーグ 第29節
8月20日(日)18:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs 松本山雅FC
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