0001YG防衛軍 ★@無断転載は禁止
2017/08/20(日) 17:19:37.87ID:CAP_USER9「子供の頃から走ることはずっと速かったです。小学生の頃は短距離もですが、校内マラソン大会でも6年連続1位でした。あと、市の陸上大会でも優勝しました。中学では駅伝にも参加して」。
幼少期、走ることにおいては周りと比べると一つ抜けていた大本。しかし「それから(滋賀県 野洲)高校で自分よりも速いやつに出会って。(清水)エスパルスの飯田貴敬。あいつは初めて『追いつかんな』って思うくらい速くて。ちょっとびっくりしました。あいつを見てから、プロに入ってからもそうですが、自分と同等に走れる選手はゴロゴロしています」。
それでも、サイドを駆ける大本の姿に観衆は惹きつけられる。その理由について大本は「オーバーラップを繰り返しているからだと思います」と返答した。「繰り返すことは全く苦ではないんです。試合終盤までスピードを持続できること、落ちない運動量こそ自分の1番の武器だと認識していて。例えばSBで起用された際、相手は最初ついてくるんです。ですが何度も(オーバーラップを)繰り返せば、後半になって相手の運動量は落ちてくる」。第27節・岡山戦での庄司のゴールを御膳立てしたアシストは、まさしく大本の特徴が全面に押し出されたシーンだった。
「僕はサイドハーフを追い抜いた際にパスが来なくても全くイライラしない性格。(パスが)来なくてもがっかりせず、諦めずに何度も走り抜くことが自分の仕事です」。
涼しい表情をして、サイドでの仕事の徹底を誓う大本。持ちうる特徴はすでに岐阜の大きな武器の一つだ。無尽蔵のスタミナと運動量で、大本は今日もサイドを全力で駆け抜ける。
文:岩波陽平(岐阜担当)
明治安田生命J2リーグ 第29節
8月20日(日)18:00KO 長良川
FC岐阜 vs カマタマーレ讃岐
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