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2017/08/20(日) 17:17:52.79ID:CAP_USER928節山口戦で、GK清水慶記(写真)が6月25日の20節大分戦以来、8試合ぶりにゴールマウスに立った。
清水がベンチを温めた夏場の7試合、チームは1分6敗。残留争いの山場でチームは大きく負け越した。守護神は、その状況をベンチで見守るしかなかった。
群馬は今季4勝を挙げているが、そのすべてが、清水が出場した試合。
5月に4勝を挙げて、上昇気流に乗ったかにみえたチームだが、エース・カンスイルの負傷離脱などによって再び低迷。5月にチームを支えた清水だが、6月に4連敗を喫して、先発から外れた。
「試合に出てない状況でも、自分が何をできるかを考えて行動していた。いつ出番が来てもいいように、常に準備していた」
出番は突然やってきた。27節讃岐戦でチームは惜敗。過密日程のウィークデーのゲームで、先発の座が再び巡ってきた。
しかし、チームは2?3の逆転負けを喫した。前半にエース・カンスイルがPKを決めて先制しながら、前半終了間際に守備陣のミス絡みで2失点。逆転を許すと後半にも3点目を奪われて、下位直接対決の痛い星を落とした。
「重要なゲームだというのは分かっていた。絶対に勝ちたかったし勝たなければいけないと思っていたが、それができずに責任を感じている」。清水は敗戦を受け止めつつ、悔しさをにじませた。
前節の結果、22位群馬と21位山口との勝点差は8へ広がった。今季、J2・13シーズン目を迎える群馬が、J3降格の危機に瀕している。
サポーターは、守護神・清水のファインセーブがチームに奇跡を呼び起こすことを信じている。
「多くのサポーターが応援してくれているのは本当にうれしい。14試合あるが、1試合1試合が大切になる。ズルズルいってしまうと、あっという間に過ぎていってしまうかもしれないので、流れを変えたい。何がなんでも勝点3を取っていかなければいけない」
残り14試合、サポーターは背番号1の両腕に魂を送り込む。
文:伊藤寿学(群馬担当)
明治安田生命J2リーグ 第29節
8月20日(日)18:00KO 正田スタ
ザスパクサツ群馬 vs ツエーゲン金沢
https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00036299/