サッカーJ2・モンテディオ山形はアウェー松本戦(2?3で敗戦)から一夜明けた17日、天童市の県総合運動公園で練習し、松本戦の主力組は軽めに調整した。DF高木利弥は2度のリードを生かせなかった試合を振り返り「ちょっと受け身になった。もう1点、2点を取る勝負強さがないと粘り強い相手は勝たせてくれない」と悔しがった。

 試合は前半に高木のリーグ戦初ゴールで先制したが、右サイドを突破されて失点。後半に2?1としたが、FKから追い付かれ、さらに勝ち越された。1失点目と3失点目はいずれもシュートのこぼれ球を押し込まれた形。DF茂木力也は「(1失点目は)セカンドボールに対する反応でスピードを緩めてしまった。カバーしたかった」と自戒を込めた。

 山形は2得点したものの、相手に21本のシュートを打たれたように主導権を握れなかった。茂木はボール奪取後の攻めが停滞した点について「落ち着いてつなぐことができなかった。ボールを動かすテンポがいつもと違った」。高木はイージーミスが多かったと反省し「後半はボールを回せたが押し込めなかった。陣形が間延びした場面もあった」と課題を口にした。

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