0001YG防衛軍 ★＠無断転載は禁止
2017/08/16(水) 16:27:03.55ID:CAP_USER9既に日本サッカーを知っている選手はスムーズに慣れる可能性が高く、自然と注目度も高くなる。同カテゴリーのライバルを見ても、湘南はドラガン ムルジャを、横浜FCはレアンドロ ドミンゲスを獲得。そして松本にもJリーグでの実績は折り紙付きのダヴィが加わった。
第25節・金沢戦で松本デビューを飾り、試合後には「少ない時間でしたけど、本当に興奮しっ放しというかワクワクしました」と本人の口からも前向きな言葉が聞かれていた。しかし半年ほど無所属の状態だったこともあり試合勘や体力面での不安は隠せず、まだ期待に添える活躍は見せていない。コンディション不良もあって前節・名古屋戦にも帯同せず、即戦力になっているとは言い難い現状だ。それを理解した上でクラブが獲得に動いたのは、抗しがたい魅力があるからだ。先述のようにJリーグでの実績は豊富で、長らく日本で生活してきたというアドバンテージは大きい。
甲府でプレーしてきたダヴィは、当地の名産である葡萄を好むともっぱらだ。しかし葡萄に関しては信州も負けていない。日本で最大の産地は山梨県だが、2位は長野県である。松本市近郊にも多くのブドウ園、ワイナリーが軒を連ね、収穫の秋を待ちわびている。
現在、ダヴィは「練習からコンディションを上げて、ベストを尽くして得点に絡めるようにやっていきたい」と懸命に汗を流している。あと少しで本領発揮の時を迎えるだろう。――甘く実った葡萄のように。
文：多岐太宿（松本担当）
明治安田生命Ｊ２リーグ 第28節
8月16日（水）19:00KO 松本
松本山雅ＦＣ vs モンテディオ山形
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