甲子園球場で開催中の「第99回全国高校野球選手権大会」で、好カードがそろった大会第4日(今月11日)の平均視聴率が、今大会最高となる数字を記録したことが14日、分かった。

 試合を生中継したNHKでみると、実力校同士の対戦となった第1試合「広陵−中京大中京」が行われた午前8時台は8・0%。午前9時台は8・2%。その後午前10時台は9・4%まで上昇。時間別で今大会の最高を記録した。

 優勝候補同士の対戦となった第2試合「秀岳館−横浜」が行われた午前11時台には9・1%。試合終了の午後1時台も9・3%となった。その後も第3試合「智弁和歌山対興南」、第4試合「大阪桐蔭対米子松蔭」を中継した午後3時、午後4時台も7〜8%台と、高い数字をキープしていた。

 8日の開幕後、他の日では時間帯別で4〜6%が多かっただけに、この日の数字の高さは際立った。NHKの関係者は取材に「普段より高い数字となったのは。やはり好カードが多く、注目度が高かった結果だと思います」と語った。(数字はビデオリサーチ日報調べ。関東地区)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170814-00000121-dal-base