Jリーグは8日、7月度の「月間ベストゴール」を発表した。J1リーグ第17節広島戦(4-3)で決勝ゴールを決めた浦和レッズのMF関根貴大(22)が受賞した。
6日にドイツ2部のインゴルシュタットへの電撃移籍を発表した関根はこれが月間ベストゴール初受賞となった。

圧巻のゴールは3-3で迎えた後半アディショナルタイムに生まれた。スピードに乗ったドリブルで寄せてくる相手選手を次々とかわし、衝撃的な5人抜きの決勝ゴールを記録した。

選考委員会は「自陣からドリブルで持ち込み、相手守備陣をかわして決めた、まるでマラドーナのプレーを見ているようなゴールだった」
と、ドイツ挑戦を決めた関根のテクニックを称えた。試合終了間際に生まれたチームを救う決勝点となった点も評価されている。

関根は「広島戦のあのシーンは時間帯、スコア的にも行くしかなかったですし、自分の持っているモノを出し切ろうとチャレンジしました。
その中で頭は冷静に、相手の動きを見て、かわしながら、最後は気持ちでねじ込みました」とゴールを振り返った。

ドイツに渡る気鋭のアタッカーは9日に行われる第21節甲府戦が“浦和最終戦”となるが、「勝利できるように全力をつくします」と必勝を誓った。

ゲキサカ 8/8(火) 17:36配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170808-01642635-gekisaka-socc

●Jリーグ選考委員会による総評

マラドーナを思わせるドリブルからのゴール

自陣からドリブルで持ち込み、相手守備陣をかわして決めた、まるでマラドーナのプレーを見ているようなゴールだった。
ドリブルで前線に上がり、敵陣内では緩急を付けたフェイントで相手守備陣を翻弄。

守備のタイミングを微妙に外すプレーで相手の動きを誘い、最後は角度のないところから右足を振りぬいた。
高いテクニックだけでなく、同点、アディショナルタイムという状況の中で「ビッグプレー」を披露し、試合を決定づけたことにも評価が集まった。

Jリーグ公式
https://www.jleague.jp/stats/2017/bestgoal/j1_2017_07.html

▲動画
https://www.youtube.com/watch?v=V7MijD13100

写真
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20170808-01642635-gekisaka-000-view.jpg

つづく