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2017/08/06(日) 14:36:04.96ID:CAP_USER9アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで誕生したと言われる、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング。当初は罪を犯した人のためのプログラム的な側面が強かったが、現在では、企業研修や青少年の教育、アスリートのメンタルトレーニングなど広く活用されている。
選手同士が激しくぶつかり合い、時には悪質なファウルに遭うことなどもあり、常に感情のコントロールが求められるサッカー選手。藤田は「90分間、気持ちをコントロールしながらプレーすることはとても重要」と語り、安藤も元フランス代表のジダンがドイツワールドカップ決勝で頭突きをして一発退場したシーンなどを例に挙げ、「トッププレーヤーでさえも感情をコントロールできないとああいった行為に及んでしまうことがある」と、アンガーマネジメントの重要性を示す。
そこで今回、どのような時に怒りやすいのか「タイプ別診断」を実施。以下の6項目の中で自分が一番当てはまるものがどれかを選び、それぞれの怒りに対する特徴を見ていくことに。
1.世の中には尊重するべき規律があり、それに従うべき。
2.物事は納得いくまで突き詰めたい。
3.自分に自信がある。
4.人の気持ちを間違って理解していることがよくある。
5.簡単には解決できないコンプレックスがある。
6.リーダー的な役割が自分の性に合っている。
この中から秋田と藤田は2、勝村は5、皆藤は1、ナビゲーターのFOOTくんは1をそれぞれ選択。安藤は選択肢のタイプを下記の様に診断した。
1.電車の中のマナー違反や、プレー中のルールを尊重し、自分が正しいと思うことにそぐわないとイラッとしてしまうタイプ。
2.白黒ハッキリさせ、グレーゾーンを許容しないタイプ。
3.自分を自身で評価して、自分に注目が集まらないと嫌になるタイプ。
4.表は穏やかだが内は揺るがない、自分ルールを大切にするタイプ。
5.人に心を開きにくく、簡単に信用しないタイプ。
6.自分の主張を素直に表現するが、戦術などをあまり気にしないタイプ。
この結果に対して、出演陣は納得の表情を見せた。また安藤は、アンガーマネジメントでは、怒ること自体は悪いと考えておらず、闘争心は必要で、感情に支配されてしまうのか、理性で制するのかが重要だと説明。これはトレーニングすることが可能で、具体的に「コアビリーフ」という怒りの原因に着目する考え方を紹介。
まず、怒りを覚えるシーンにおいて三重丸をイメージし、「1.中心は自分の信じている譲れない部分」、「2.その周りが許せる範囲」、「3.一番外が許せない範囲」と定義。2の広さの違いが、その人の怒りやすさを表し、無駄にイライラしたくないのであれば2を広くして、パフォーマンスをあげたいのであれば2を絞り、3を広げるというトレーニングをすることができるという。
また、怒ってしまう一番のポイントは「反射」だと明かし、「理性的であれば、プレー中に頭突きをしてしまうハズがない」と言って「6秒ルール」を提唱。脳内で感情に理性が介入するのは数秒かかると言われており、6秒経過すれば理性的な決断ができると説明。一方で、6秒経てば怒りが消えるわけではないと注意を促した。
最後に「ワールドカップ優勝への提言」を求められると、「プレミアリーグなどでもアンガーマネジメントの論評などは出るが、まだ一生懸命メンタルトレーニングをしているわけではない。今何かをするならば、メンタルの差は詰めやすい。どんなに優れた選手でもメンタルが機能しないと上手くいかないので、そこのノビシロはあるし、強化してもらえれば」と日本サッカー界にアドバイスをおくった。
2017年8月6日 12時0分 テレビドガッチ
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13437765/
テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/footbrain/smp/