男子100メートル準決勝(各組2着まで+タイム上位2人が決勝進出)が行われ、
日本選手権短距離2冠のサニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=は、
スタート直後に躓く痛恨のミスで10秒28(向かい風0・2メートル)の2組7位に終わり、
日本人初の決勝進出を逃した。

レース後は膝をついて悔しがった。
取材ゾーンでは開口一番「いや〜やらかしました。盛大にやらかしました」と苦笑い。

予選からスタートを修正したが、「いい角度だったと思うけど、足がついてこなかった」と振り返った。
終盤も巻き返せず「若干気持ちが切れてしまった。そのあたりのメンタル面もこれから」と悔やんだ。

前日の予選を終え、世界のトップで戦える自信がついていたという。
「行ける気しかしなかった。レベル的には全然いけた。
決勝までいって、下手したらメダルも狙えると思っていた。正直悔しい」。
それでもまだ18歳。2日後には200メートルも控えている。
「過ぎちゃったものはしょうがない。今後に繋げていきたい」と前を向いた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170805-00000154-dal-spo