(5xinc/iStock/Thinkstock) 4日、イギリス・ロンドンで「世界陸上」が開幕。13日までの9日間、全世界から集まったアスリートたちが、その力と技を競う。 大会の模様は、TBSが織田裕二・中井美穂のコンビで独占中継する予定

4日、イギリス・ロンドンで「世界陸上」が開幕。13日までの9日間、全世界から集まったアスリートたちが、その力と技を競う。

大会の模様は、TBSが織田裕二・中井美穂のコンビで独占中継する予定になっている。

■ウサイン・ボルトや400メートルリレーに注目

今大会でもっとも注目されているのは、ジャマイカの英雄ウサイン・ボルトだ。長年、短距離界のトップとして君臨し、100メートルと200メートルで世界記録を持つ最速男は、今大会をもって引退する意向を表明している。

また、日本の短距離走代表のサニブラウン・ハキームや多田修平、ケンブリッジ飛鳥らの走りも注目したい。彼らが出場予定の400メートルリレーでは、メダル獲得が期待される。

陸上ファンは、寝不足が続く9日間となりそうだ。

■陸上競技を「嫌う人」も存在

そんな陸上競技だが、「走る」「飛ぶ」「投げる」という身体能力を競うスポーツだけに、得手不得手がはっきりと出てしまうもの。

運動全般が苦手な人間にとっては、見ることすら嫌いになってしまうことも。また、野球やサッカーなどと比較すると、単純であるがゆえに「面白くない」という声も存在するようだ。

一方で、短距離走のスリリングな展開、長距離走のドラマ性などを好む人もいる。世間は陸上競技についてどのように感じているのだろうか?

■陸上競技が好き?

そこでしらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,343名に、陸上競技についての意識調査を実施。

結果好きと答えたのは43.3%で、好きではないと回答した人は56.7%。大きな差ではないが、好まない人が多い。

ちなみに、「好き」と答えた人を年代別で見ると、60代の割合が高く、54.4%。逆にもっとも低いのは20代は35.1%となっている。どうやら陸上競技を好んでいる人は、年配者が多いようだ。

■ファンに魅力を聞いてみた

陸上競技が好きだというIさんに競技の魅力や世界陸上の見どころなどを聞いてみた。

「私は陸上部ではなく運動も苦手ですが、見るのは好き。とくに短距離走は、一瞬にかける選手の気迫とスピード感がたまりません。

『好きか嫌いか』は、『やるのか見るのか』が鍵になると思います。走るのが嫌いな人も多いですし、体育の授業で嫌な思いをしたり、嫌悪感を持つ人も多いのだろうなと。

個人的には、やはりボルトのラストランと『後継者が誰になるのか』は見逃せない。また、日本人選手が100メートル9秒台を出せるかどうかも注目です。嫌いな人も世界トップの動きを見れば、きっと好きになる思うのですが…」

残念ながら好きではない人が多いことがわかった陸上競技。そんな人も、世界トップレベルの陸上をみれば、見方が変わるかもしれない。

織田裕二のMCぶりとあわせて、注目してみては。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2017年7月14日〜2017年7月17日対象:全国20代〜60代の男女1.343名(有効回答数)

https://www.news-postseven.com/archives/20170804_602195.html