ボクシングのヘビー級元3団体統一王者、ウラジーミル・クリチコ(41)=ウクライナ=が3日、
現役引退を表明した。「ボクサーとして夢見たものを全て成し遂げた。第二の人生を
スタートさせたい」などとコメントした。戦績は64勝5敗。

世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング機構(WBO)の
チャンピオンとなったクリチコは、世界ボクシング評議会(WBC)のヘビー級王者だった兄の
ビタリと、主要4団体のヘビー級王座を兄弟で独占したこともあった。今春のタイトル戦で、
IBF同級王者アンソニー・ジョシュア(英国)に11回TKO負けしたのが最後の試合だった。

アマチュア時代には1996年アトランタ五輪のスーパーヘビー級で金メダルを獲得した。 

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