京都府亀岡市総合計画後期基本計画の進め方などを検討する市総合計画審議会進行管理部会は1日、府の球技専用スタジアムを生かしたまちづくりを官民で考えるプロジェクトチーム(PT)を来年4月に立ち上げることを確認した。市民有志や市職員らで構成し、スタジアムの有効利用やスポーツ交流の拡大に取り組む。
 PTは、市が設立する。府をはじめ、スタジアムをホームとするサッカーJ2の京都サンガなどと連携し、地域活性化につながる具体的な事業を企画、実行する。メンバーは一般公募で今秋にも選ぶ。人数などは未定だが、まちづくりに対する多様なアイデアを集めるため、幅広い世代に参加を呼び掛けるという。
 部会は安町の市役所別館であり、委員からは「子どもからお年寄りまでのさまざまな視点でまちづくりを考えるべきだ」といった意見が出た。原田禎夫部会長は「市民が地域に誇りを感じられるような企画を打ち出してほしい」と話した。
 後期基本計画は、2016〜20年度の5年間で少子化対策や定住促進、にぎわい創出などに取り組む。スタジアムを活用したまちづくりはシンボルプロジェクトに位置付け、来年度から始める。

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