8/1(火) 12:00配信
 バルセロナ(スペイン)はFWネイマールがパリSG(フランス)に移籍する場合、選手の代理人でもある父親に、2600万ユーロ(約33億9000万円)のボーナスを支払うことを拒否するようだ。現地時間31日(以下現地時間)、スペイン『マルカ』紙(電子版)が報じている。

 昨年10月に2021年までバルサと契約延長したばかりのネイマールだが、連日のようにパリSG移籍が騒がれている。代理人を務める父親は、7月30日にマイアミからバルセロナの空港に到着したが、空港に居合わせた報道陣には「せめて礼儀正しく」と述べるのみで、去就については明かさなかったという。

 しかし、パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長はフランスの『Yahoo Sports France』に対し「ネイマールの契約はうまくいっている。私には自信がある」と、取引成立への手ごたえをうかがわせており、今週中に移籍が成立する可能性も伝えられている。

 そんなネイマールとバルサは、昨年契約延長する際に、父親へ2600万ユーロのボーナスが支払われる条項を結んでいたという。しかし『マルカ』によると、同選手が残留する場合はこの金額を払うが、移籍するのであれば支払いを拒否するようだ。

 なお、ネイマールのパリSG移籍が成立した場合、父親は同クラブから報酬として4000万ユーロ(約52億1000万円)を受け取るとみられている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000013-ism-socc
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170801-00000013-ism-000-0-view.jpg