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 7月20日からスタートしたドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)に注目が集まっている。
 「ご存じ、松本清張の小説が原作。勤め先の銀行から横領した1億8000万円を元手に、“黒革の手帖”に書かれた顧客の秘密を武器に、銀座に自分のクラブをオープンさせ、夜の世界で闘う物語です」(テレビ朝日関係者)

 ヒロイン・原口元子役は若手女優の武井咲(23)。
 「このドラマは、'04年に米倉涼子主演で高視聴率を獲得。それまでイマイチ吹っ切れずにいた米倉を、一躍、人気女優の座に押し上げました。武井は米倉が所属するプロダクションの後輩です」(芸能ライター)

 一部では、米倉の大ヒットドラマ『ドクターX』を手放したくないテレビ朝日の“プロダクション接待ドラマ”との声も上がっているが、それはともかく、武井もヤル気満々。7月10日に行われた記者発表では純白の和服姿で登場した。
 「こんなに気持ちのいい役は初めてです。本物のママに、所作やお店を持つ時の心情、覚悟をうかがって参考にしています」と笑顔で抱負を語った。同席した共演者の1人、江口洋介は、
 「着物姿の迫力が違う。女優としての魂が燃えて、役とシンクロしてますね」と彼女のことを絶賛した。
 「確かに、クランクイン前には銀座のクラブを訪れてママたちから指導を受けましたが、“お色気”という点がもう一つなんですよね」(ドラマ関係者)

 これまで、米倉の他にも山本陽子、大谷直子、浅野ゆう子らがヒロインを演じたが、いずれも三十路の女盛りの頃だった。
 「武井は歴代最年少の23歳。仕方がないと言ってしまえば仕方がありませんが、そこをなんとか努力して欲しいものです」(芸能関係者)

 もちろん、そのへんは武井も重々承知。
 「着物のときは下着をつけず、“ノーパン”でいるようにしたそうです。パンティーラインが見えてしまうと、男は興醒めしてしまいますからね。米倉のアドバイスという話ですよ」(芸能記者)

 そういえば、件の会見で奥田瑛二も、
 「“歩き方”も板についていて、居住まいがいい。公私混同してはいかんと自分を戒めています」とメロメロだった。
 「この2人とのキスシーンや濡れ場もあるようです。彼女のお色気シーン抜きで、夜の銀座の男と女は描けませんからね。初の悪女を演じる彼女が、どれだけエロっぽさを表現できるかが、ドラマ成功の鍵を握ってます」(芸能ライター)

 ガンバレ!! 武井ママ。

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