29日に行われた明治安田生命J1リーグ第19節大宮アルディージャ戦で、ヴィッセル神戸での公式戦デビューを果たしたFWルーカス・ポドルスキは、いきなり2ゴールをマークして3-1の勝利に大きく貢献。元ドイツ代表FWの母国メディアは「ドリームデビュー」を果たしたと伝えている。

ポドルスキはこの試合の49分、ペナルティーエリア手前から左足を振り抜いて神戸の先制点を記録。大宮に追いつかれた後に迎えた62分には、大森晃太郎からのクロスに頭で合わせて勝ち越し弾も決めた。さらにチーム3点目の起点ともなり、Jリーグデビュー戦で大きなインパクトを残している。

そんなパフォーマンスに母国メディアも反応。ケルン地元紙の『エクスプレス』は「なんてデビューだ。“ダブル・ポドルスキ”が神戸を勝利に導く」と題した記事を掲載し、1点目については「日本に訪れたばかりなのになんてゴールだ!」と驚嘆している。

同じくケルンのメディア『ケルナー・シュタットアンツァイガー』は「ポドルスキがドリームデビューを飾った。世界王者は神戸での初戦で2ゴールを決め、勝利の立役者となった」と記し、「背番号10をつけるポドルスキは完全に順応できているようで、スタートからうまく試合に入り込めた」と早くも新チームに溶け込んでいることを伝えている。

またスポーツメディアの『シュポルト1』は「ポドルスキが日本でドリームデビューを飾る」と題したマッチレポートを掲載。「元ドイツ代表はドッペルパック(1試合2ゴール)を達成し、新チームの3-1での大宮撃破に貢献した」と報道。「ポドルスキにとって、これ以上望めない初戦となった」とも表現している。

2年半契約で神戸に加わったポドルスキ。母国メディアは、今後もそのパフォーマンスに注目していくだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000023-goal-socc