視聴率が判明した瞬間、日本テレビ汐留社屋28階にある編成センターはシーンと静まり返ったという。俳優の福士蒼汰(24)が主演するドラマ「愛してたって、秘密はある。」の初回平均視聴率が8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と爆死スタートを切ってしまったのだ。

ドラマは、主人公の奥森黎(福士)が母親を守るために、DVの父親を殺害してしまう。その秘密を隠したまま立花爽(川口春奈)と結婚しようとするが、秘密を知っているという何者かから不気味なメッセージが届くというラブミステリー。企画・原案は、AKB48でおなじみの秋元康氏。ほかの出演者も、遠藤憲一や鈴木保奈美ら豪華キャスト陣が揃っているのだが……。
「脚本は非常に面白く、放送前から高い評価を得ていた。視聴率10%以上は取れると見込んでいましたが、まさかの数字です。当初、出演予定だった俳優の小出恵介の降板騒動もあり、かなりいい宣伝になったと思ったんですが、甘かった」(制作会社関係者)
そんな福士に対し、業界内で広まりつつあるのが“低視聴率男”というレッテル。一時期、大ブレークした福士ブームはとっくの昔に、終焉を迎えているというのだ。かつてテレビ業界で「そうた」と言えば、イケメン俳優の福士蒼汰で決まりだったが、ある人物に取って代わられているという。
「今や『そうた』と言えば、福士蒼汰ではなく、将棋界の新スター、藤井聡太です。テレビ各局は何とか出演してもらおうと、あらゆる手を使って動いている。このままドラマの低視聴率が続けば、福士蒼汰は15歳の中学生棋士にどんどん差をつけられてしまうでしょう」(前出の制作会社関係者)

蒼汰は巻き返せるのか。

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