振り駒で後手に甘んじる。それでも相手の採用した作戦は角換わり。これは藤井の得意戦法だ。
慎重に駒組みを行い、一見堅い守りを築き上げたようにも見えた。
だが「序盤はこの形でやってみようと思っていた」と明かす三枚堂が一枚も二枚も三枚も上手だった。
この大会は持ち時間20分の早指し戦。藤井が時間を使い切り30秒将棋になった64手目の時点で、相手は12分を余していた。
秒読みに追われる形で焦りが生じたか、上部脱出を試み入玉模様を模索。
しかしこれも相手の巧妙な待ち伏せシフトに阻まれ、中盤以降は八方ふさがり状態だ。

仕方なしに相手王に単騎の攻めを繰り返すものの、いずれも丁寧な受けにより手が続かない。根拠の薄い粘りではさしもの神童もお手上げだ。
「負けないように気持ちを入れて指そうと思っていた」という三枚堂の気迫に屈した格好となった。
棋界新記録の29連勝を達成し、節目の30連勝に挑みながら「壁」として立ちはだかったのは2日の佐々木勇気五段(現六段)。
三枚堂は師匠こそ異なるが、千葉県柏市で幼少の頃から棋力を競った僚友でもある。
「一門」と言ってもいい両人に対し、これで2戦2敗。プロの先輩たちによる包囲網がジワジワと迫っている。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/07/22/kiji/20170721s000413F2391000c.html

これが書けてご満悦なのが伝わるw
>三枚堂が一枚も二枚も三枚も上手だった。

佐々木戦の時も時間は佐々木の方が多く残してたし、時間の使い方に工夫が必要なのかもね