(15日、高校野球千葉大会 横芝敬愛19―1県松戸)

 32度を超す暑さに加え、選手10人で昨夏以来の単独チームとしての試合という高揚感も手伝ったか。15日の千葉大会。
県松戸の小島成生主将(3年)は三回ごろから左足がつり始めていたそうだ。水分を補給しながら、内野の要の遊撃から、チーム全体に声をかけ続けていた。

五回表2死二、三塁。相手打者の三遊間への一打に小島は横っ飛びして反応し、両足がつって動けなくなった。

 すぐに駆け寄ってくれたのが横芝敬愛の三塁コーチ石田惇平(2年)。スポーツドリンクを差し出された。「一番印象に残りました」と小島。
担架で一度、ベンチに退いた後、復帰。試合後に石田にたまたま出会うと、笑顔でお礼を言っていた。=ナスパ(根岸敦生)

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