TOKIO・長瀬智也(38)主演ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)の視聴率が初回9.8%と2桁に届かなかった。
前クール『小さな巨人』の初回は13.7%だったことを考えると、かなり物足りない結果といえる。

対して裏番組のフジテレビ系ドラマ『警視庁いきもの係』は8.9%。TBSには劣るが、今まで低視聴率で散々だったフジドラマが、日曜21時ドラマの王者TBSに肉薄している。
久々のドラマ主演が残念なスタートとなった長瀬。

しかしこの後も、映画『空飛ぶタイヤ』の主演が決定しており、ドラマ『フラジャイル』(フジテレビ系)の続編の話もある。
2013年以降、ドラマ主演がなかった長瀬が立て続けにスケジュールが埋まるようになった背景には何があったのか。

「元SMAPの3人、香取慎吾(40)、草なぎ剛(43)、稲垣吾郎(43)が事務所を退所することでジャニーズ内で大きな変化が起きている。
3人は俳優経験が豊富でアラフォー男性を演じられる貴重な存在だった。とくに草なぎの不在は大きく、白羽の矢が立ったのが長瀬だったということ。
実年齢もアラフォーで、『長瀬のドラマは鉄板』と根強いファンも多かった。今回も大きな期待を背負っていたのですが……」(スポーツ紙記者)

高視聴率が期待できる日曜劇場でのまさかの苦戦に、ジャニーズのある脆弱性が明らかになった。

■元SMAP3人が抜けてできたジャニーズのウィークポイント

長瀬が高視聴率を残せなかったら次に白羽の矢が立つのは誰なのか。
その代わりがいないのが今のジャニーズ事務所であり、ウィークポイントだ。前出の記者が続ける。

「アラフォーのジャニーズといえば、TOKIOの他メンバーやV6、KinKi Kidsなどがいますが、ここ数年、映画やドラマでの露出は少ない。
元SMAP3人と比べると、ドラマ主演経験では劣ってしまう。
最近は、滝沢秀明(35)や今井翼(35)が映画やドラマで主演をしましたが、結果を出せていない。
嵐に至っては、過去、二宮和也(34)が先生役を演じた際、生徒に見えるといわれ始末。
今のジャニーズ事務所には、リアリティを持ったアラフォーの主役を張れる役者が不足しています」

中居正広(44)残留で、痛手を最小限にとどめたかに見えたジャニーズ事務所だったが、やはり3人が抜けた穴も大きかったようだ。

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