2020年東京五輪の野球の競技方式に関し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長が1次リーグを6チーム総当たり戦とし、
競技日程を3、4日延ばす案を国際オリンピック委員会(IOC)に提案したと明かしたことについて、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は
14日、1次リーグを3チームずつ2組に分けて行う方式が望ましいとの認識を改めて表明し、WBSC提案に難色を示した。

 競技方式をめぐり、組織委とWBSCのこれまでの議論は平行線をたどっている。東京都内で報道陣の取材に応じた武藤事務総長は
フラッカリ会長の提案について、「コストもさることながら、競技日程がうまくいくかどうか。日程は予備日などを考慮した上で決めている」と
懸念を示し、1次リーグを2組で行う考えに「変わりはない」と強調した。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071401070&;g=bsb