【ローザンヌ(スイス)=清水暢和】国際オリンピック委員会(IOC)は9日、スイス・ローザンヌで開いた理事会で、2020年の東京五輪でも「難民選手団」を結成する方針を確認した。

 難民選手団は、昨年のブラジル・リオデジャネイロ大会で初めて結成された。

 IOCによると、参加人数や資格などの詳細な議論はこれからだという。難民選手団は、主に政情不安などを理由に国外に逃れている難民のうち、五輪出場資格を満たしながら、母国の代表になれない選手を救済する措置。リオ五輪ではシリア出身の競泳選手ら10人が参加していた。


7/10(月) 10:18配信 読売新聞
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